京扇子|金彩扇子作家米原康人 京もの認定工芸士である金彩扇子作家「米原康人」が、印刷では表現が難しい扇子本来の美しさ、格好良さを追求したオリジナル扇子を制作・販売しています。箔、紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸技術で仕上げた上質なハンドメイド。普段から愛用されている方、馴染みのない方もお使い頂けるよう豊富なラインナップをご用意しています。

京扇子 箔彩

箔の彩りを感じる扇子

この度宮脇賣扇庵さんのお仕立てで、箔彩というシリーズを作ることになりました。

 

この箔彩は字の如く箔の彩りを感じられる扇面柄になっており、7寸5分の45間というサイズで仕立てられます。

 

元々箔を使った扇子は重々しく夏物に適さないとされ舞扇子や飾り扇子にかなりの比重を置いていたのですが、今回、夏物の高級ラインとして店頭に並ぶ事になります。

京扇子 箔彩

こちらは銀、黒、青貝の箔を使い迷彩を思わす色合いにした物。

箔彩 京扇子

こちらは赤貝、中金箔を使い暖色でまとめた物。

 

この扇子で使用する45間短地という形は、元々スペイン、フランスで発達したもので絹扇子の型でした。

特徴としては骨の面積が大きいので派手目の装飾が施されることが多く、洋服との相性が良いと言う点です。

 

扇骨部分の面積が多いため箔の存在感がちょうど良く上品に仕上がっています。

 

絹扇子の型と京都の紙扇子を仕立てる技術が合わさることでよりアップデートを遂げた最新の京扇子のカタチと言えそうです。

 

4月の東京の催事に先行した完成品を持っていく予定でしたが、それも無くなってしまったので、従来の予定通り、来月の発売になりそうです。

 

宮脇賣扇庵

京都を代表する老舗、宮脇賣扇庵による仕立てとなります。

扇骨、折り、附けとそれぞれ確かな腕を持つ職人が作業にあたり、厳しい検品を行う事で老舗らしい品質、サービスを提供しています。

 

取り扱い店舗

 

京都本店

 

〒604-8073
京都市中京区六角通富小路東入ル 大黒町80-3
TEL : 075 – 221 – 0181 

 

東京支店

 

〒104-0061
東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル1階
TEL:03-5565-1528

 

オンラインでの販売はこのサイトから行っていきます。

 

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