伝統工芸京扇子|金彩扇子作家米原康人 京もの認定工芸士である金彩扇子作家「米原康人」が、印刷では表現が難しい扇子本来の美しさ、格好良さを追求したオリジナル扇子を制作・販売しています。箔、紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸技術で仕上げた上質なハンドメイド。普段から愛用されている方、馴染みのない方もお使い頂けるよう豊富なラインナップをご用意しています。

別注扇2

昨日膠を引いた紙に今日は箔加工を施していきます。

紫の着色箔の粉を扇面にはきつけます。

何故粉にするかというと、この箔は金箔や、銀箔より、厚みがあり箔そのものとして使うには、扇子に仕立てる紙として加工する場合に使用する接着力に合わないのと、仕上がりが均等にマットな質感になるようにという狙いがあります。

 

紙を湿らす事によって引いている膠の接着力が戻った所に粉を振り、擦り付けるようにして定着させていきます。

 

三千本膠があった時代はもう少し定着が良かったのですが、無くなって別の膠を使い始めてから色々試してみたのですが、質感がやわくなり一度で綺麗に色が入ることはほぼなくなりました。

まだまだ研究が必要な分野です。

 

まだ、均等に綺麗な色が出ていないので、もう一度膠を引いてもう一層作り、均等な色を出す事にしました。

 

明日もう一度しめりを入れ、銀のモミガラも入れる事が出来れば扇面加工は完成です。

 

明日の出来に期待!

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