茶扇の柄を舞扇子に
名工が作った扇子の柄をリメイク
昭和の扇面加工の名工、徳田氏が制作された大西京扇堂さんが販売している茶扇子を舞扇子のサイズにリメイクするお仕事を頂きました。
この扇子は色箔の玉砂子が特徴の芸が細かい柄になっています。
箔を惜しげなく使って扇面を加飾してあり、工程や手順を確かめる為の試し加工では今使える材料や配置や分量を考えながら試し用の紙に加工します。
もっと詰まった感じを出す為に本番では砂子の間隔を詰めてセンター寄せにしてよりお茶扇の時のデザインに近づけて行きます。
非常に手間の掛かる作業の繰り返しで、これを100枚単位で作っていたのかと思うとなかなか根気のいる作業だなと思いました。
華やかで可愛らしく、色箔の魅力と京扇子の相性がピッタリ合った良いデザインなので、綺麗に仕上げる事が出来ればなと思います。
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