京扇子|金彩扇子作家米原康人 京もの認定工芸士である金彩扇子作家「米原康人」が、印刷では表現が難しい扇子本来の美しさ、格好良さを追求したオリジナル扇子を制作・販売しています。箔、紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸技術で仕上げた上質なハンドメイド。普段から愛用されている方、馴染みのない方もお使い頂けるよう豊富なラインナップをご用意しています。

京扇子の世界観を内装に活かしたアートワーク

べラジオ雅び西大路高辻 エントランスギャラリーのアートワークをお手伝いさせて頂きました。

 

2023年3月に入居開始のべラジオ雅び西大路高辻エントランスギャラリーのアートワーク事業をお手伝いさせて頂きました。

 

 

20年近い歴史を持ち約60棟の実績を持つマンションブランド「べラジオ」シリーズの一つであるべラジオ雅び西大路高辻のエントランスギャラリーを扇子で彩るアートワークに参加させて頂きました。

 

べラジオ雅びはシリーズ全棟で「雅び」の伝統を次世代につなぐ創造的継承をテーマに美的価値を創造した外観、エントランスギャラリーを造られています。

 

今回、西大路高辻ではエントランスギャラリーを脈々と受け継がれる京の都の風流を古くから育んで来た日本の文化や技術、芸術を後世に伝えるというテーマで大西京扇堂さんがアートワークを手掛けられそれをお手伝いさせて頂きました。

 

 

私が手掛けさせて頂いた所は飾り扇子である蝙蝠扇のデザイン、扇面加工で箔の彩りを使って四季を表現しています。

 

忙しい現代生活の中、忘れがちな四季を感じながら生きるという伝統的な生活の知恵をエントランスで感じて頂けるディスプレイとなっております。

エントランスの設計の時点から連携する事によってジャストサイズの棚を設置頂き、漆喰調の壁面を採用いただく事でこれ以上ないと言うくらい調和した空間にしあがっております。

 

 

四季

 

春は梅、桜などの花や新緑など暖かくなっていったり新年度による生活の門出を意識した色彩を使っています。

 

 

夏は深緑、日差しなどエネルギーを感じる色彩を使い生命力に溢れる色彩を使っています。

 

秋は紅葉や落ち葉など少し切なさや儚さを感じる自然現象をイメージし落ち着いた色彩を使っています。

 

 

冬は雪景色や低い気温、生命が春に向けて力を蓄えるというイメージで加色しすぎないなかでも力を内包している事が感じられる色彩を使っています。

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