箔の魅力を活かした伝統技術
伝統技法を使った夏扇子
山武扇舗との箔動シリーズは焼箔の揉み押しを施した燻と砂子で図形を描いた粉箔があります。
粉箔で使う砂子は、古くからの箔の表現で絵巻物や襖絵、扇など様々なシーンで使われてきました。
砂子をふるという技法は箔を網を貼った筒の中に入れ筆などでこすことで網目の荒さに応じた箔を落とすという技法です。
砂のように細かい箔を落とす事から砂子と呼ばれるようです。
この砂子の仕事は平家納経などを見ていると元々細かい小石の粒を使っていたようですが、いつからかはわかりませんが網を貼りその上からこすことでより細かい砂子を出すという発明がなされたようです。
この筒は筒状の竹や缶などに自分で出したい荒さの網を貼って作ります。
粗さを調整する事で粒感や煌き方などが変わってきます。
扇子の独特の形状と光の加減などで箔が見せる表情をお楽しみ頂けたらと思います。
箔動シリーズ 粉箔 7.5寸45間
商品紹介
箔動シリーズ
「箔動(はくどう)」は舞扇子を中心に100年以上扇子の製造、販売を営む京都の老舗、山武扇舗と米原康人が手がける京扇子ブランドです。
京扇子の扇面加飾における代表的な技法であり幅広い表現が可能な箔押し加工。
その伝統的で高度な技術をもって現代の感性に訴えかける洗練された表現の製品をリリースして参…
箔動シリーズ 粉箔 6.5寸45間 扇子入れ付き
商品紹介
京扇子ブランド箔動
「箔動(はくどう)」は京都で舞扇子を中心に100年以上制作、販売をしている老舗、山武扇舗と米原康人が手がける京扇子ブランドです。
京扇子の扇面加飾における代表的な技法であり幅広い表現が可能な箔押し加工。
その伝統的で高度な技術をもって現代の感性に訴えかける洗練された表現の製品をリリースして参…
逆さ藤
商品紹介
色箔と銀砂子が織りなす京都の扇子らしい上品さ
つりさがる藤の花の上から雪が舞い散るイメージを紫の色箔と銀の砂子を使い表現しました。
また骨の面積が大きい短地のデザインを採用することでより藤らしさが感じられるようになっています。
日本の扇子の歴史は発祥こそ日本ですが、中国との国交により形や用途を逆輸入し、それを…