京扇子|金彩扇子作家米原康人 京もの認定工芸士である金彩扇子作家「米原康人」が、印刷では表現が難しい扇子本来の美しさ、格好良さを追求したオリジナル扇子を制作・販売しています。箔、紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸技術で仕上げた上質なハンドメイド。普段から愛用されている方、馴染みのない方もお使い頂けるよう豊富なラインナップをご用意しています。

DIALOGUE2020出展決定 ホテルカンラ

DIALOGUE出展決定

近年、毎年出展させて頂いているDIALOGUEに来年も出展させて頂く事が決まりました。

今年も箔という素材の魅力を伝えていければと思います。

 

その会場となるホテルカンラは工芸との関わりが深いホテルで、地下にある鉄板焼 六花の室内では、昨年より扇子が飾られていました。(もう変わっているかも知れませんが)

ホテルカンラ 鉄板焼 六花 飾り扇子

 

この扇子は普段茶道用の扇子を主に作っている、みのや扇舗の仕立てで、その扇面加飾をさせて頂きました。

 

ホテルカンラ B1 鉄板料理 花六

 

 

扇子らしい装飾

 

飾り扇子 蝙蝠 金、銀砂子

 

みのや扇舗さんはfun/funという夏扇のブランドを立ち上げたり新たな挑戦をされている老舗で、いくつか仕事をさせて頂いているので、その繋がりで今回のお話になりました。

 

させて貰った柄は三種類ほどありますが、この柄は最初にインクジェットで霞が施された紙に箔で柄を作ってくれというオーダーでした。扇子 地紙 銀砂子

扇子 地紙 銀砂子

まず大きな粒の砂子を置きイメージを膨らませます。

 

金、銀砂子 扇子

その後、金、銀の野毛と小さめの小石を霞に合わせて入れる事でバランスを取りました。

 

これを仕立てると非常に扇子らしい厳かな雰囲気を持った扇に仕上がります。

ホテルの鉄板焼屋という高級感のある空間に見合う装飾になり良かったと思います。

 

金彩扇子作家 米原康人 拝

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