DIALOGUE2020出展決定 ホテルカンラ
DIALOGUE出展決定
近年、毎年出展させて頂いているDIALOGUEに来年も出展させて頂く事が決まりました。
今年も箔という素材の魅力を伝えていければと思います。
その会場となるホテルカンラは工芸との関わりが深いホテルで、地下にある鉄板焼 六花の室内では、昨年より扇子が飾られていました。(もう変わっているかも知れませんが)
この扇子は普段茶道用の扇子を主に作っている、みのや扇舗の仕立てで、その扇面加飾をさせて頂きました。
扇子らしい装飾
みのや扇舗さんはfun/funという夏扇のブランドを立ち上げたり新たな挑戦をされている老舗で、いくつか仕事をさせて頂いているので、その繋がりで今回のお話になりました。
させて貰った柄は三種類ほどありますが、この柄は最初にインクジェットで霞が施された紙に箔で柄を作ってくれというオーダーでした。
まず大きな粒の砂子を置きイメージを膨らませます。
その後、金、銀の野毛と小さめの小石を霞に合わせて入れる事でバランスを取りました。
これを仕立てると非常に扇子らしい厳かな雰囲気を持った扇に仕上がります。
ホテルの鉄板焼屋という高級感のある空間に見合う装飾になり良かったと思います。
金彩扇子作家 米原康人 拝