京の伝統の技 箔が生むアートな世界
「京の伝統の技 箔が生むアートな世界」と銘打った箔職人三人展
10月28日、三越名古屋栄店ジャパネスクコートでおこなっている箔職人3人展も残る所最終日を残すだけになりました。
この展示は、金、銀の箔を扱う職人が集いそれぞれ違う見せ方で箔の魅力を伝えている展覧会です。
本日のアテンドで、お話させて頂いた皆様、ありがとうございます。
普段は工房にこもり、作業をおこなっているので、この二日間は新鮮に感じました。
実際に作品や商品を目の前にしたお客さんがどのようなリアクションや言葉を掛けてくれるのか、肌感覚で感じることができ、次のものづくりのために非常に参考になりました。
本日も手の空いた時間に一角を使ってお仕事をさせてもらいました。
今回は親和箔という着色箔を格子状に切った小石や糸のように細切りにする野毛を使っていました。
着色箔は金箔や銀箔に比べると分厚く少し勝手が違うのですが、同じやり方で切ることができるので、この後仕事で必要になりそうな分をこの機に作っていました。
思っていたよりも時間があったのでそこそこな量を切ることができました。
しかし、普段やっている環境とちょっとした高さや体勢が変わってくるとなかなかやりづらいもので、普段から出張で実演をされている職人さんの苦労が少し分かった気がします。
明日最終日は17時から撤収となりますので、お時間ある方は是非早めに来店下さい。