6寸茶席扇子 月光
説明
その作法の中で開く事はほぼ有りませんが、常に持ち歩く茶扇。だからこそお気に入りを見つけませんか。
お茶席で使用する茶扇は、その作法の中で開く事はほぼありません。
しかし、作法の中に組み込まれた道具として欠かす事ができず常に持ち歩く物となっております。
せっかく常に持ち歩くのなら気に入った物を持ち、付き合っていく事ができれば嬉しい。
そこでお茶の心に寄り添った扇子が作れないかと思い今回、商品となりました。
月をモチーフに未完成な円を
この茶扇月光は、茶道という道で常に身につけるという事を意識した商品です。
好みの日本的な色合いにシンプルで嫌味のない箔の表現で誰もが持てるデザインとなっています。
茶道は、今や国際語になった「禅」の精神を色濃く受けている芸事。
茶室の掛け軸なども禅語などがテーマにされることも多々あります。
そんな禅において円は、悟りや真理の象徴とされるものであり、名だたる高僧も円を描いています。
月をモチーフに描かれた上弦の円は「未完成な円」。
つまり悟りや真理に至る道半ばという意味を持ちます。
決して完成する事のない、人をもてなす心の真理の道半ばの精神を京扇子らしく落ち着いた色合いの箔を使って表現しました。
宮脇賣扇庵の仕立て
京都を代表する老舗、宮脇賣扇庵による仕立てとなります。
扇骨、折り、附けとそれぞれ確かな腕を持つ職人が作業にあたり、厳しい検品を行う事で老舗らしい品質、サービスを提供しています。
取り扱い店舗
京都本店
〒604-8073
京都市中京区六角通富小路東入ル 大黒町80-3
TEL : 075 – 221 – 0181
東京支店
〒104-0061
東京都中央区銀座7-13-6 サガミビル1階
TEL:03-5565-1528
オンラインでの販売はこのサイトから行っております。
サイズ、お願い
6寸 高さ約18.2cm
一般的には表千家以外で男性用として使われるサイズです。
扇面 和紙、顔料、中金箔
骨 焼き煤竹
一本、一本ハンドメイドなので多少の個体差があります。
また箔を使用しているため光の当たり具合などで色味等が違う印象を与えるかもしれません。ご了承下さい。
ご不明なことがありましたら是非お問い合わせ下さい。