逆さ藤
説明
色箔と銀砂子が織りなす京都の扇子らしい上品さ
つりさがる藤の花の上から雪が舞い散るイメージを紫の色箔と銀の砂子を使い表現しました。
また骨の面積が大きい短地のデザインを採用することでより藤らしさが感じられるようになっています。
日本の扇子の歴史は発祥こそ日本ですが、中国との国交により形や用途を逆輸入し、それをオリジナルの編集を施す事で今の形となりました。
この扇子は45間というシルクロード、ヨーロッパで発達した絹扇子の形ですが、これに紙の加工をしてきた京都の加工技術を合わせる独自の編集をする事でより日本文化らしい扇子となっています。
現代生活に取り入れやすい日本文化、美徳。
扇面に日本文化で大切にされている侘び寂びやもののあはれ、幽玄といった言葉で表される美徳を表現することで、日本が持つアイデンティティを現代生活に。
形は西欧の洋服文化からの逆輸入なので、現代の服装にも無理なく合わせられます。
紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸の技術で仕上げた上質なハンドメイド。
開けた時、仰いだ時に和の香りがフワッと香るようになっています。
扇面 和紙、焼箔、銀箔、両面加工
扇骨 焼煤竹
高さ 約19.7cm(6寸5分)×幅 約36cm
一本、一本ハンドメイドなので多少の個体差があります。
また金箔を使用しているため光の当たり具合などで色味等が違う印象を与えるかもしれません。ご了承下さい。
ご不明なことがありましたら是非お問い合わせ下さい。
本数限定、無くなり次第販売終了致します。