京扇子|金彩扇子作家米原康人 京もの認定工芸士である金彩扇子作家「米原康人」が、印刷では表現が難しい扇子本来の美しさ、格好良さを追求したオリジナル扇子を制作・販売しています。箔、紙、骨、扇面加工、折り、付け、全て伝統工芸技術で仕上げた上質なハンドメイド。普段から愛用されている方、馴染みのない方もお使い頂けるよう豊富なラインナップをご用意しています。

ABOUT

concept

 

mission

 

“伝統”という言葉の中身を問い直すフェーズ

 

 

この半世紀、物理的な産業として定義された伝統は資本主義の中で守り切る事はできない事が実証される形となりました。

 

しかし日本の伝統が否定された訳ではなくモノづくりや生き方に流れる精神性は世界的にも注目度は増しています。

 

この伝統という言葉への認識のズレを埋める事が現代の伝統工芸士のミッションの一つだと考えています。

 

日本は生き方を経典や聖書として保存するのではなく、様々な考えを自分達の肌に合う形に編集し混ぜ合わせながら実践に落とし込む事で独自の倫理観や美意識を作り上げて浸透させて来ました。

 

この経緯から工芸には実践という意味と広く使われて来たという観点で日本らしさを伝えるのに言葉以上に説得力をもつ表現方法だと考えます。

 

日本で育まれて来た世界観、物事の捉え方を商品設計に組み込み、デザインとして翻訳する事は工芸士にしか出来ない伝統の実践です。

 

 

 

Brand history

 

「金彩扇子」は箔押職人として扇子制作に携わる中で、産業としての京扇子に拘るあまりそこにあるべき核の部分が抜け落ちている商品が多いように感じ違和感を覚えた事を発端に、産地や技法にこだわるのはもちろん、デザインのプロセスに日本らしさを組み込む事で真の入った伝統工芸を追求した商品を世に送り出す事を目的としオリジナルの商品制作を開始しました。

 

日本の精神性を多角的に見た際、美の特徴として見られる幽玄、侘び寂び、もののあはれなどの感覚を現代目線で編集、表現する事で現代、次世代、海外へ発信する事を目指しています。

これらの精神性は言葉だけで説明する事は難しく、プロダクトや日常に溶け込む事で工芸にしか伝えられない身体感覚を伴ったコミュニケーションと捉えています。

 

 

京扇子

 

京都の扇子の特徴は、分業で行われる制作体制です。扇骨、地紙、上絵、箔押し、折、附けとそれぞれ専門の知識、腕を持った職人が連携して制作にあたることで、素材の良さや特徴を最大限に活かし、高品質な工芸品を生み出しています。

また古くから能や茶道などの芸事、神事、祭事、仏事とともに、日本人の美徳や祈りを表現してきた産地としての歴史と圧倒的な国内での扇子生産シェアを持っています。

 

プロフィール

 

2009         入職

 

2015          金彩扇子の制作、販売開始

 

2018           京都府 京もの認定工芸士 認定

 

2023          経済産業省 伝統工芸士 認定

 

2024          京都市 未来の名匠 認定